整体師の大山奏です。寒い日が遠ざかり、寒さで身体を縮こまらせることによって起こる肩周りのこりから、やっと解消されたという人が多いのではないでしょうか? ですが、デスクワークが続けば、やはり慢性的なこりはなかなかスッキリしませんよね。

そこで今回は、肩甲骨周りをほぐす脂肪燃焼ストレッチを紹介します。

いすに浅く座り、肩肘を90度に曲げ、反対の手で大胸筋を触る

肩甲骨脂肪燃焼ストレッチ

Step1: いすに座り、肩肘は90度に曲げ、反対の手のひらで胸の上のあたりを触ります

Step2: 肘を曲げたほうの手を、90度前に上げます

Step3: 上げた腕を180度後ろへと回します

イスに座るときには、少し浅めに座って脚の裏全体が床につくようにしましょう。背筋を伸ばして肩の力は抜きます。胸の上にある大胸筋という筋肉を触りながら、その場所がきちんと動いているか確認してください。

肘を曲げた腕を前に90度上げる

腕をそのまま180度後ろへと回す

大胸筋を触ることで肩の位置が動きにくくなり、より効果的に肩関節のストレッチを行うことができます。

年を取るごとに身体は固くなる

年齢を重ねるごとに自分でも実感してくると思いますが、普段動かしていない関節部分は、どんどん固まっていってしまいます。特に肩周りは四十肩や五十肩と言われるくらい、動きが悪くなる場所です。年をとっても自分のやりたいことができるように、若いうちからストレッチなどの習慣をつけておけるといいですよ。

肩甲骨と背骨の間にくぼみを作る

肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞という、脂肪燃焼に重要な細胞が多くあります。肩甲骨周りを動かすと褐色脂肪細胞が活発に働くようになり、脂肪を燃やしてくれます。

肩甲骨周りをほぐす目標としては、肩甲骨と背骨の間に指が入れられるくらいにすることです。肩周りが固まっていると肩甲骨のラインがはっきり分からなくなってしまいます。できれば、いつでも肩甲骨と背骨の間にくぼみができるくらいだとうれしいですね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。