オリエンタルランドが28日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の今後の開発構想の一部を発表した。

東京ディズニーシー 「北欧」をテーマとした新テーマポート

今後10年間(2015年3月期~2024年3月期)で、テーマパーク事業に5,000億円レベルの投資を実行していくと発表していたオリエンタルランド。東京ディズニーランドでは、「ファンタジーランドの再開発」をコンセプトに、ファンタジーランドの面積を約2倍に拡大するエリア開発構想を、東京ディズニーでは、ロストリバーデルタの南側の拡張用エリアに、8つ目の「新テーマパークの開発」を検討している。

そしてこのたび、東京ディズニーランドの「ファンタジーランドの再開発」を複数のエリアで構成し、その一部をディズニー映画『美女と野獣』、『ふしぎの国のアリス』をテーマとする方向性を発表。また、東京ディズニーシーの「新テーマパークの開発」に関しては、一部エリアをディズニー映画『アナと雪の女王』の世界をテーマとし、新テーマポートの全体テーマを「北欧」とする方向性を明らかにした。

いずれのエリアも、東京ディズニーリゾートオリジナルのアトラクションやレストランなどを導入。世界でここだけの魅力あふれる新エリアとして開発する方針。今回発表した方向性をもとに、「ファンタジーランドの再開発」と「新テーマポートの開発」をさらに進め、2015年中にエリアの詳細を発表する。なお、導入時期は2017年度以降となっている。

東京ディズニーランド内ファンタジーランド 『美女と野獣』(左)と『ふしぎの国のアリス』(右)をテーマとしたエリア

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