公開初日を迎えた特撮映画『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿バルト9にて行われ、シリーズの生みの親である雨宮慶太監督をはじめ、栗山航、南里美希、桑江咲菜、井坂俊哉ら主要キャスト陣が登壇した。

雨宮慶太監督、桑江咲菜、南里美希、栗山航、井坂俊哉

『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』は、2013年に放送された『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』の主人公・道外流牙と、ヒロイン・莉杏の新たなる戦いを描いた新シリーズ「GOLD STORM」の前日譚(第0話)にあたり、黄金騎士ガロ・翔の誕生秘話が描かれている。

雨宮監督は「やっと形になったものをファンの人に一番最初に見てもらえたのが感無量です」と無事に公開を迎えほっとした気持ちを吐露。再び道外流牙として戻ってこれたことを喜んだ栗山は、「桜は一分二分咲きですけど、皆さんの笑顔は満開です!」と桜を見て考えたという言葉で喝采を浴びる。本作での流牙については「黄金騎士の称号を受け継いだことで、成長が見られると思います」と語っていた。

女魔戒法師・莉杏を演じる南里は「撮影が始まる前からアクションのトレーニングをして挑みました」と振り返り、見どころに流牙と莉杏のコンビネーションを挙げる。雨宮監督によると「『闇を照らす者』から時間が経っているため、2人は阿吽の呼吸になっていると思った」という。南里は「(栗山は)元々アクションが上手なので、こっちのタイミングに合わせてくれるのが上手くてやりやすかった」と語り、栗山もアクションの格好良さに太鼓判を押していた。

また、桑江は黄金騎士ガロ・翔、誕生の鍵となる高名な魔戒法師・リュメを演じる。彼女は『魔界の花』でゲストとして女子高生を演じたことがあるため、「今回リュメを演じたことで、GAROファミリーに入れた気がします」とうれしさをにじませた。彼女もアクションはかなり練習したようで、「ライバルは栗山航でした。勝手に対抗意識を燃やしていた」と振り返り、身長の低い彼女は男性相手だとパンチが届かないことをステージ上で実演し、観客の笑いを誘った一幕も。

そして、古の魔戒法師より作られた人型魔導具・阿号を演じた井坂は、魔道具を演じることに「どうしても気持ちをのせて喋りたくなるので難しかった」との苦労を吐露。阿号の出演シーンについては「15年役者やらせてもらったんですけど、あんなアップ初めてです」と興奮を隠し切れない様子だった。柄本明との共演は「柄本さんは飄々としていて、彼のペースにのせてもらいながら進めることができた」と話していた。

コスチュームやアイテムも本作の見どころで、流牙が身に付ける「魔導輪ザルバ」は蓋が付くという変化を遂げている。その理由について雨宮監督は「他の魔戒騎士とはザルバに対する関係性が違うんですよ。教えを請う師のようなイメージがあるので、必要な時だけ蓋を開けて喋るようにした」と語り、「TVシリーズで蓋の意味がわかります」と含みも持たせる。栗山は「このカバー(蓋)があるとザルバが喋らないので楽です」と述べていた。

劇場版に続き、4月3日からはテレビ東京系6局、BSスターチャンネル、CSファミリー劇場にてTVシリーズがスタート。TVシリーズの見どころについては「連続活劇を目指したので、1話も見逃さないでいただくとより楽しめると思います」と雨宮監督。劇場版を観ているとTVシリーズがより楽しめるとという。

また、TVシリーズのエンディングテーマ「PRAYERS」は、牙狼<GARO>シリーズに出演してきたREKKA(松山メアリ)、RYUME(桑江咲菜)、YUKIHIME(黒木桃子)、ANNA(大関英里)によるユニット『魔戒歌劇団』が担当。team GAJARI(影山ヒロノブ・奥井雅美・雨宮慶太)のプロデュースによる本楽曲にも注目が集まる。『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』は、新宿バルト9ほか全国公開中。

(C)2014「GOLD STORM」雨宮慶太/東北新社