ルフトハンザ ドイツ航空(以下、ルフトハンザ)は、同グループの低コスト航空会社(LCC)ジャーマンウィングスの4U9525便墜落事故に関して、同便搭乗者の親族・友人を対象にマルセイユへ向かう特別便2便を運航した。

ルフトハンザのホームページではホットライン情報を掲示している

ルフトハンザがジャーマンウィングスの代理として運航する特別便は、デュッセルドルフ-マルセイユ便が3月26日8時40分(CET=中央ヨーロッパ時間)、バルセロナ-マルセイユ便が同8時45分(CET)に出発した。マルセイユの特別支援センターでは、ルフトハンザおよびジャーマンウィングスの従業員が親族・友人への対応に当たっている。

また現在、4U 9525便搭乗していた日本人の親族・友人のためのホットラインを設置し、ホームページに情報を記している。近親者がマルセイユへ向かう場合は、捜査の安全性基準の範囲内で、可能な限り事故現場に近い地点へと案内するという。マルセイユでの宿泊や帰航便については、近親者の判断に基づき、ジャーマンウィングスの代理としてルフトハンザが手配する。

ルフトハンザ グループCEOのカールステン・シュポア氏は、ジャーマンウィングスおよびルフトハンザを代表して、搭乗者と乗務員の親族・友人に深く哀悼の意を表し、「4U 9525便の事故が皆さまに与えている苦痛は計り知れず、言葉では言い表せません」とコメントしている。ジャーマンウィングスとルフトハンザは引き続き、4U 9525便乗客の親族・友人に対し、必要とする全てのケアや支援を提供するという。