2015年の花粉症シーズン、予防や対策にいくらお金をかける予定ですか?

花粉症患者にとって、花粉シーズンの予防・対策にかかる費用は頭の痛い問題だ。毎年のことだけに、あまりお金をかけるのもなんだか無駄な気もするものの、できる限りアレルギー症状は緩和させたい――というのが本音ではないだろうか。

それでは、実際に花粉症で苦しんでいる人は、どれぐらいの金額を2015年の花粉シーズンに使う予定なのだろうか。花粉症に悩むマイナビニュース会員300人に、「2015年の花粉症シーズンに使う予定の金額」とその使い道を聞いてみたので紹介しよう。


Q.2015年の花粉症シーズンには、花粉症対策としてどれだけのお金をかける予定なのか教えてください


1位: 1,000円未満(33.0%)

2位: 1,000円以上2,000円未満(15.0%)

3位: 2,000円以上3,000円未満(12.0%)

4位: 4,000円以上5,000円未満(9.7%)

5位: 5,000円以上6,000円未満(8.0%)


■1,000円未満
・「なるべくマスクだけで過ごしたい」(22歳女性/その他/その他)
・「甜茶とマスクとティッシュだけ」(50歳以上男性/その他/クリエイティブ職)
・「何も買わない予定」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)


■1,000円以上2,000円未満
・「2014年同様、柔らかいティッシュをいくつか購入する」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「マスクと鼻炎用の薬、ゴーグル」(47歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)
・「マスクと洗剤とスプレー」(35歳男性/情報・IT/技術職)


■2,000円以上3,000円未満
・「昨年の対策で満足したので、マスクとサプリメントで乗り切ろうと思います」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「鼻に塗るブロッククリーム」(32歳女性/電力・ガス・石油/技術職)
・「内服薬と点眼薬を購入予定です」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)


■4,000円以上5,000円未満
・「マスク1500円、薬に2000円、目薬に1000円」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「おそらく内服薬を連日使用で」(46歳男性/その他/クリエイティブ職)


■5,000円以上6,000円未満
・「病院で診察してもらいたい」(31歳男性/食品・飲料/技術職)
・「病院での治療と鼻うがい用備品の購入」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)


■総評

1位は、全体の3分の1を占めた「1,000円未満」となった。2位には1,000円未満よりも1つ高い価格帯の「1,000円以上2,000円未満」が、3位にはもう1つ高い価格帯の「2,000円以上3,000円未満」が続き、3,000円未満で予防・対策をすませたいと考えている人が6割にのぼった。全体の3分の1が予定投資金額は1,000円未満と回答しているところを見ると、花粉症にかける金額は極力抑えたいという患者の思考がうかがえる。

ちなみに「1,000円未満」と回答した人の予防・対策の内訳を見てみると、「マスク」が約45%、「何も対策をしない、もしくはお金をかけない」が約20%、「薬(内服薬、点眼薬、点鼻薬)」が約15%という結果だった。

一方で、1万円以上の金額を投資する予定と回答した人も全体の4%ほどいた。「レーザー代、マスク代、点眼薬、やわらかティッシュ、内服薬代」(1万円以上2万円未満: 32歳女性/その他/クリエイティブ職)や「医療機関の受診料と処方料、薬代にマスク等」(1万円以上2万円未満: 35歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)などが回答の一例で、最も高い金額帯は「2万円以上3万円未満」(2人)だった。

花粉症によるアレルギー症状の程度には個人差がある。当然、自分に合った対策方法も異なり、それに伴う投資金額も変わってくる。2015年シーズンは、消費税が8%になってから迎える初めての花粉症シーズンだけに、患者はこれまで以上にコストパフォーマンスを見極めたうえで、予防・対策費を投じる必要があると言ってよさそうだ。

調査時期: 2015年1月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性117名 女性183名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート