エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の2月27日、単通路型A320ファミリーの月産レートを2017年第1四半期から50機に増加させることを発表した。

また、中型機A330の生産レートを新型エンジンを搭載するA330neoへの移行に伴う調整のため、2016年第1四半期より月産6機に引き下げる。A320ファミリーはこれまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、317社を超える顧客に6,400機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機となっている。

エアバスはA330からA350XWB、総2階建てA380まで、最新のワイドボディ機を幅広く取りそろえている。エアバスのワイドボディ航空機は250席から500席以上を装備し、全機種とも高い共通性を保持するため、世界中の航空会社が運航する地域路線や中・長距離路線の幅広いニーズに効率的に対応するという。