イーマインターナショナルが運営するトータルエステティックサロンSBS TOKYOはこのほど、冬の肌の悩みやその対策についての調査「冬の環境についてのアンケート」を実施、結果を公開した。

同調査は2014年11月28日~30日、20歳~49歳の社会人男女300人を対象に、エコンテの協力のもとインターネットリサーチにて実施した。

いまの肌の平均点は、全体で50.7点に

冬の肌の自己評価は、女性より男性のほうが低い傾向に

「あなたの冬の肌に点数をつけるとしたら何点ですか?」と聞いたところ、全体の平均点は50.7点という結果となった。男女を比べてみると、男性の平均点は48.0点、女性の平均点は53.3点と、男性のほうがやや低めの点数になっている。女性は日頃から手入れをする傾向にあるため、女性のほうが自己評価はやや高い結果となっている。

冬の肌トラブル1位は、男女とも「乾燥」に

全体的に自己評価が低い冬の肌だが、実際にどのような悩みを抱えているのか聞いてみたところ、男女ともに冬のトラブル1位は「乾燥」(女性82.0%、男性62.0%)、次いで「かゆみ・湿疹」(女性44.0%、男性25.3%)という結果になった。そのほか、女性の肌トラブルで気になるところは、「毛穴の開き・黒ずみ」が2割を占め、「にきび・肌荒れ」「しみ・くすみ」と定番の悩みが続いている。

冬の肌トラブルで気になるところ、男女とも「乾燥」が1位に

肌トラブルに悪影響を与えている原因は「オフィスの環境」

冬の肌に悪影響を与えていると思われる環境について聞いたところ、男女ともに「オフィスの環境」(女性81.3%、男性60.2%)がトップとなった。「電車などの通勤時の環境」(女性15.4%、男性5.4%)も影響しているという回答も合わせると、仕事にかかわる環境に原因があると考える人が多くいることがわかった。

乾燥を引き起こす原因は、「オフィスの環境」にあり?

「乾燥」に対して「お手入れしている」女性の割合は約8割、男性は約5割

乾燥やかゆみなどの冬の肌トラブルに対しての手入れについて、「お手入れしている」割合を見ると、女性は約8割、男性は約5割と、男女ともに半数以上が日頃から手入れを行っていることがわかった。具体的には、日頃から保湿クリームやボディミルクなどでケアをすることが定着しており、プラスアルファで保湿パックやエステで定期的に手入れを行うという人もいた。男性も女性同様に、保湿クリームを使用することが定番化しつつある様子がうかがえる。

冬の肌、「お手入れしている」割合は女性約8割、男性は約5割

魅力的だと思う異性の肌は、男女ともに「透明感のある肌」に

男性と女性それぞれ、「どんな肌の異性を魅力的と感じているか」について聞いてみたところ、男女ともに1位は「透明感のある肌」(女性23.3%、男性21.3%)という結果になった。2位以降は男女によって違いが出ており、男性が魅力的だと思う女性の肌は「健康的な肌」「しっとり肌」「すべすべ肌」が多く、女性が魅力的だと思う男性の肌は「すべすべ肌」「ハリのある肌」「健康的な肌」「しっとり肌」が多くなっている。

男女ともに、魅力的だと思う異性の肌は「透明感のある肌」

今回の調査結果から、女性だけでなく男性も冬の肌トラブルに悩み、5割以上の男性が肌の手入れを行っていることがわかった。同社では、男女ともに魅力的だと感じている「透明感のある肌」を目指して、日頃から手入れにも力を入れているようだ、と分析している。