千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで8日、秋の人気イベント「ディズニー・ハロウィーン」(~10月31日)が開幕し、東京ディズニーシーでは2つの新しいショーが初日を迎えた。

1920年代のアメリカンカルチャーをテーマにした「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」

アメリカンウォーターフロントでは、1920年代のファッションを身にまとったディズニーの仲間とスケルトンたちが、音楽やダンス、ファッションを楽しむハロウィーンパーティーを繰り広げる「ニューヨーク・ハロウィーン・フォリーズ」がお披露目された。ショーは、ミッキーやミニーがスケルトンたちをパーティーに誘うところからスタートし、おしゃれに着飾ったドナルドとデイジー、スケルトンたちがビッグシティ・ヴィークルに乗って登場。そして、デイジーが1920年代のファッションを紹介すると、モデルのスケルトンがランウェイを練り歩いた。

続いて、シェフのグーフィーとスケルトンによるパフォーマンス、ニュースボーイ(新聞配達員)のマックスとスケルトンによるダンス、ミッキーとミニーたちのダンスなどが次々と披露され、パーティーは大盛り上がり。その後、楽しそうな様子が気に入らないスクルージ・マクダックが、ギャングのボスであるチップとデール、"ちびっこギャング"のスケルトンとともに邪魔をするが、ミッキーとミニーの提案でゲストも巻き込んでスケルトンダンスを踊ると、ギャングたちもダンスに夢中に。最後は全員でパーティーを楽しみ、華やかなフィナーレを迎えた。

一方、メディテレーニアンハーバーのリドアイルでは、ゲストと仲良くなりたいスケルトンたちが、ディズニーの仲間たちの力を借りてゲストと仲良くなり、一緒に歌や踊りを楽しむ参加型ショー「ウェルカム・スケルトン・フレンズ」がお披露目された。はじめに、船に乗ってスケルトンたちがリドアイルに到着。ゲストとコミュニケーションをとろうとするが、うまく通じず、ディズニーの仲間たちを呼んで力を借りることに。そして、リドアイルに迎えられたミッキーたちはスケルトンたちの願いをかなえるために協力する。

まずは、スケルトンたちの言葉をみんなに覚えてもらうためのゲームを行い、次にスケルトンたちがダンスを披露すると、ゲストも一緒に踊ってほしいという強い思いから、スケルトンたちが人間の言葉を話し始める。スケルトンとゲストは、本当の友達との出会いを祝って、一緒に歌い踊り、フィナーレへ。そして、仲良くなったことを見届けたディズニーの仲間たちは、船に乗って次のハロウィーンパーティーへと出発した。

スケルトンとゲストが友情を深める「ウェルカム・スケルトン・フレンズ」