天王寺動物園(大阪府大阪市)では、大阪ECO動物海洋専門学校の協力のもと、7月25日から「ダンゴムシ&カタツムリ展」を開催している。会期は8月10日まで。

アオミオカタニシ

美しい色の殻を持つカタツムリも展示

同展では、身近にいる生き物だが、生態がまだ知られていない「ダンゴムシ」と「カタツムリ」を取り上げる。子ども達が自ら観察・研究できるように、大阪ECO動物海洋専門学校の学生が生態について説明。ダンゴムシやカタツムリが、何を好んで食べるのか、どんな体でどのような場所に住んでいるのか解説する。

「ダンゴムシ」の迷路では、ダンゴムシの珍しい歩く習性を観察できる。その他、通常の右巻きと異なり、左巻きの「ヒダリマキマイマイ」、最大で約4.5cmにもなる大きな「ヤンバルマイマイ」、美しい色の殻を持つアオミオカタニシ、パンダ柄のオカダンゴムシなど、珍しい品種の展示も行う。

クンチャンマイマイ

会場は、天王寺動物園 爬虫(はちゅう)類生態館(アイファー)。開園時間は9時30分~17時。月曜休園(8月11日は開園)。入園料は、大人500円、小人200円、就学前児童、大阪市内在住・在学の小中学生、同市内在住の65歳以上は無料。