7月3日、東京・秋葉原のPCパーツショップ各店で、"Pentium20周年記念モデル"こと「Intel Pentium G3258」が発売した。先だって発売された"Devil's Canyon"(開発コード名)と同じく、いわゆる倍率アンロックモデルだ。
Intel Pentium G3258は、1994年のボックス版プロセッサ登場から数えて、20周年を記念したモデル。低価格ながら"K"型番モデル同様に倍率アンロック仕様で、オーバークロックが可能となっている。
低価格のIntel Z97 Express搭載マザーボードを発表したASRockのほか、ASUSTeK Computerは、チップセットにIntel H97/H87/B85/H81 Expressを搭載したマザーボードでもオーバークロックを可能とするUEFIの提供を表明するなど、Intel Pentium G3258に向けてパーツメーカーもユニークな取り組みを見せている。
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主な仕様は対応ソケットがLGA1150、コア/スレッド数が2コア/2スレッド、ベースクロックが3.2GHz、キャッシュが3MB、TDPが53W、対応メモリはDDR3-1333、グラフィックスがIntel HD Graphics、動画エンコード機能QSV(Quick Sync Video)も備える。秋葉原のPCパーツショップ店頭での販売価格は、税込みで7,000円台半ば。BUYMOREでは、オーバークロックでCPUを焼損した場合、交換対応に応じるという特別企画も行われている。