三井住友銀行は6月30日、名古屋市に建設予定のテーマパーク「レゴランド」運営事業(総事業費約320億円、以下同事業)に対してプロジェクトファイナンスを組成した。

同事業は、名古屋市などが名古屋市港区金城ふ頭に所有する土地で実施される事業で、名古屋市が当該地区を「モノづくり文化交流拠点」と位置付け、新たな賑わい創出を目指している中において、地域活性化への貢献に資する事業だという。

「レゴランド」は、同事業を運営するMerlin Entertainments Plcが世界的に展開にするテーマパークで、同グループは世界各国においてテーマパーク、アトラクションなどの豊富な運営実績を有しているという。

三井住友銀行は、名古屋市の活性化を担う同事業の重要性を十分に認識し、これまでの国内外におけるプロジェクトファイナンスやストラクチャードファイナンスを構築し、長期に亘る同事業の推進をファイナンス面からサポートしていくとしている。

今後も三井住友銀行は、地域経済の活性化をはじめとした我が国の経済成長に資するプロジェクトに対して、様々な金融サービスを通じて積極的に取り組んでいくとしている。