「2人以上産んで満足している」人は98.2%! 子育てしやすい県の1位は富山県

タマホームが立ち上げた「1 more Baby応援団」はこのほど、「夫婦の出産意識調査2014」を実施した。

「2人目の壁あると思う」人は70.8%

「あなたは(理想としては)何人の子どもを持ちたいと思いますか」という質問に対しては、47.0%の人が「2人」と回答して最も多かった。次いで「3人」(26.8%)、「1人」(16.7%)となり、「2人以上」と答えた人は全体で76.7%となった。

また、第2子以降の出産をためらう「2人目の壁」が「存在すると思う」と答えた人は70.8%となった。「2人目の壁」を解消するために必要だと思うことについては、「出産・育児費用、教育関連費用における経済的なサポート」(86.2%)、「休職・復職の行いやすさなど仕事面でのサポート」(49.6%)、「自分や配偶者のワークライフバランスの改善(長時間労働の短縮など)」(48.1%)などが挙がった。

一方で、今後出産意向のある夫婦にそのタイミングをたずねたところ、現在子どもを1人持つ人の86.4%が「今すぐ～2年後までに第2子が欲しい」と答えるなど、夫婦の本音としては2人目以降に前向きであることが分かった。

また、第2子以上を持つ既婚者に「出産したことについて満足しているか」をたずねたところ、98.2%の人が「とても満足している」「やや満足している」と回答した。

子育てしやすい県は「自然の遊び場が多い」

また、結婚14年以下の既婚者2961人に対して「現在住んでいる都道府県は子育てがしやすいと思いますか」と質問したところ、「子育てしやすい」と答えた割合が最も高かったのは富山県(91.5%)だった。後には福岡県(91.1%)、鳥取県(91.0%)、鹿児島県(88.6%)、沖縄県(86.7%)が続いた。

その理由としては「公園など自然の遊び場が多い」(63.9%)が最も多く、次いで「大型のショッピング施設が近くにある」(40.3%)、「住民が優しい、あたたかいと感じる」(38.1%)、「幼稚園・保育園や、託児所などが多い」(34.7%)、「公共施設が多く利用しやすい」(33.6%)が上位に挙がった。