マイクロンジャパンは3日、DDR4に対応したゲーム用メモリモジュール「CRUCIAL BALLISTIX ELITE DDR4」と、サーバ用メモリモジュール「Crucial DDR4 サーバーメモリ」を発表した。8月より出荷を開始する。
CRUCIAL BALLISTIX ELITE DDR4
「CRUCIAL BALLISTIX ELITE DDR4」は、DDR4対応のメモリモジュール。モジュールは4GB / 8GBがあり、キットとして8GB / 16GB / 32GBの容量が用意されている。
リリース時の最低速度は、2,666MT/sおよび3,000MT/sに達し、技術が熟成していけば一層の高速化も可能としている。メモリ帯域幅が最大24GB/sに増加したことで、DDR3を超える高速アクセスが可能。モジュールはIntel X99プラットフォーム向けに最適化され、基板には陽極酸化アルミニウム製ヒートスプレッダを備える。
「Crucial DDR4デスクトップメモリ」も8月より発売される。最大容量は32GB。リリース時の最低速度が2,666MT/sの4チャンネルキットとなる。
Crucial DDR4 サーバーメモリ
「Crucial DDR4 サーバーメモリ」は、サーバ用のDDR4メモリモジュール。単体のモジュールのほか、各モジュールを2枚セット、4枚セットにしたキットもラインナップに加えられている。
メモリ帯域幅は最大17GB/sで、データレートは2,133MT/s。DDR3と比較して約2倍の速度を達成。独自の4チャネルメモリアーキテクチャを活用して、連続データスループットも高めている。
1.2Vで動作し、1.5Vで動作するDDR3と比較して使用電圧が低下。消費電力を最大で40%削減できる。Intel Xeon E5-2600 v3を搭載する次世代システム向けに最適化が行われている。全モジュール共通の仕様として、速度が2,133MT/s、電圧が1.2、VCASレイテンシーがCL15。
■主な仕様 | ||||
---|---|---|---|---|
製品型番 | モジュールのタイプ | 密度 | ランク | コンポーネントの構成 |
CT8G4TFD8213 | ECC SODIMM 260ピン | 8GB | デュアル | 512MB×8 |
CT4G4WFS8213 | ECC UDIMM 288ピン | 4GB | シングル | 512MB×8 |
CT8G4WFD8213 | ECC UDIMM 288ピン | 8GB | デュアル | 512MB×8 |
CT4G4RFS8213 | RDIMM 288ピン | 4GB | シングル | 512MB×8 |
CT8G4RFS4213 | RDIMM 288ピン | 8GB | シングル | 1,024MB×4 |
CT16G4RFD4213 | RDIMM 288ピン | 16GB | デュアル | 1,024MB×4 |
CT32G4LFQ4213 | LRDIMM 288ピン | 32GB | クアッド | 2,048MB×4 |
CT8G4VFS4213 | VLP RDIMM 288ピン | 8GB | シングル | 1,024MB×4 |
CT16G4VFD4213 | VLP RDIMM 288ピン | 16GB | デュアル | 2,048MB×4 |