ベスタクスは5月19日、マイクロオーディオシステム「VMA-10A」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税別)。

マイクロオーディオシステム「VMA-10A」

手のひらサイズ(W67×D64×H107mm)のスピーカーとW54×D64×H107mmのパワーアンプを組み合わせたシステム。使用されているスピーカーユニットはφ40mmのフルレンジで、約1年間かけて、コーン紙やセンターキャップ素材、磁気回路などのチューニングを重ねたもの。エンクロージャーの素材はウォールナットの無垢材で、表面はダニッシュオイル仕上げとなっている。乾燥以降の工程をすべて国内で行っているハンドメイド品だ。再生周波数帯域は80Hz~20kHzで、インピーダンスは4Ω。

パワーアンプは最大出力7W×2で、周波数特性が50Hz~20kHz。3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力のほかに、Bluetooth機能を搭載。スマートフォンやタブレットからの再生も可能だ。スピーカーと同じように、ウォールナット無垢材のキャビネットが採用されている。

スピーカー側のターミナルはφ12mmでパワーアンプ側のターミナルはφ10mm。いずれも金属製だ。パワーアンプとスピーカーを接続するケーブルは高品質なOFC材で、オヤイデ電気製。

「VMA-10A」の背面パネル

同社によると、VMA-10Aのサウンドは、歪んだ音を聞きやすいように補正することなく、歪んだまま出力するというもの。エフェクトのかかったギターのサウンドなども、忠実に再現する。