新生銀行はこのたび、19日より顧客が新生銀行のNISA口座(少額投資非課税口座)における非課税枠を利用し、原則として国内籍公募株式投資信託を申し込むと、購入時の申込手数料が無料となるプログラム「NISA プラス」の取り扱いを開始すると発表した。

さらに、ノーロードタイプのインデックスファンド11本について同日から取り扱いを開始し、投資信託の品揃えも拡充するという。同行にてNISA口座を利用の顧客に、申込手数料無料で投資信託を申し込むことができる機会が大きく拡大するとしている。

「NISA プラス」は、同行にNISA口座を持っている顧客が、店頭、インターネット、コールセンターにて国内籍の公募株式投資信託を申し込みする際に、「NISA 口座優先預り」を選択すると、非課税枠内はもちろんのこと、非課税枠を超える購入申し込み分についても申込手数料が無料となるプログラム。「NISA 口座優先預り」で申し込みできる金額に制限はないという。

なお、顧客がNISA口座における非課税枠を上回る投資信託の申し込みをした場合には、非課税枠を超える申し込み金額相当額部分の投資信託は、特定口座または一般口座での受入れとなる。

また、同行では、4月28日よりインターネットでの取引専用の商品として、購入時に申込手数料がかからないノーロードタイプのインデックスファンド、「野村インデックスファンドシリーズ(愛称:Funds-i)」から5本の投資信託の取り扱いを開始しているが、19日よりさらに同シリーズ11本の取り扱いを開始。同行では、これまでノーロードタイプのインデックスファンドの取り扱いはなかったことから、野村インデックスファンドシリーズの投入により、取扱商品を拡充するという。

同行では、これらの施策により、既存の顧客の投資信託の取引を拡大するとともに、新規の投資信託口座の獲得ならびに投資信託を利用の顧客の基盤拡大を目指していくとしている。