パナソニック、BD搭載/ドライブレス機を追加した「Let'snote MX3」夏モデル

パナソニックは8日、12.5型コンバーチブルUltrabook「Let'snote MX3」シリーズの2014年夏モデルを発表した。夏の「Let'snote MX3」では、新たにブルーレイ搭載モデルとドライブレスモデルが追加された。価格はオープン。店頭向けは計4機種をラインナップし、予想価格は195,000円前後(税別、以下同)から。発売日は5月23日。

Let'snote MX3は、Let'snote AX3のようにディスプレイを背面に向かって回転させることでタブレットに変形する2in1 PC。12.5型以上のコンバーチブルPCとして世界最軽量をうたうシリーズだ(2014年5月8日、同社調べ)。カラーはいずれもシルバー。

2014年夏の「Let'snote MX3」では、Core i7搭載モデルで店頭向けMX3初のブルーレイドライブ採用モデル、Core i5搭載モデルでドライブレスモデルが登場。また、全機種でOSをWindows 8.1 Updateにアップデートしたほか、Core i5搭載モデルではCPUがIntel Core i5-4310U(2.0GHz)に強化している。

また、3月に提供開始したソフトウェア「Dynamic Frame」や、PCで開いている「Microsoft PowerPoint」ファイルをiPhone 5から操作できるソフトウェア「スマートアーチ for iOS」を、夏モデル向けにダウンロード提供する。「Dynamic Frame」は、MX3をタブレット形状に変形した時、画面およびタッチスクリーンの反応領域を通常より一回り小さく表示する機能。タブレット形状時に本体の端をつかんだ際の誤検知を低減する。

Core i5搭載モデル

Core i5搭載モデルは、光学ドライブの種類によって3機種を揃える。共通の主な仕様は、前述の通りCPUがIntel Core i5-4310U(2.0GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400、ディスプレイが12.5型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチパネル)、OSがWindows 8.1 Update 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、WiMAX。バッテリ駆動時間は約10時間(JEITA 2.0)/約15時間(JEITA 1.0)。

光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載し、Microsoft Office Home and Business 2013(SP1)が付属する「CF-MX3JEGJR」の本体サイズはW301.4×D210×H21mm、重量は約1.198kg。店頭予想価格は225,000円前後。

同じく光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載するが、Office非搭載となる「CF-MX3JEBJR」の本体サイズ・重量は上記に同じ。店頭予想価格は200,000円前後。

光学ドライブおよびOfficeが省かれたドライブレスモデル「CF-MX3JEKJR」の本体サイズは上記と同じW301.4×D210×H21mmだが、重量は80g軽い1.118kgとなる。店頭予想価格は195,000円前後。

Core i7搭載モデル

Core i7搭載モデルは「CF-MX3VEWBR」1製品のみラインナップ。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4500U(1.80GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400、ディスプレイが12.5型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチパネル)、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit。光学ドライブはブルーレイディスクドライブ。Officeは非搭載。

通信機能はCore i5搭載モデルと同じIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、WiMAX。バッテリ駆動時間は約9.5時間(JEITA 2.0)/約14.5時間(JEITA 1.0)。本体サイズはW301.4×D210×H21mm、重量は約1.238kg。店頭予想価格は275,000円前後。