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東京都は4月22日、中小企業等の技能者の技能向上と技能継承の強化を図るため、技能者向けの競技大会及びコンクールに対して、奨励金を支給する「競技大会等促進支援事業」を新たに開始することを発表した。

競技大会及びコンクールを実施する団体は、都内に事務局があることが条件となる。また、「東京都の技能検定を実施する団体(大企業や単一企業での構成の場合は除く)」「認定職業訓練校(大企業や単一企業での構成の場合は除く)」「東京都が認める技能者の社会的地位向上や技能向上を目的とする団体」のいずれかに該当することも必要。

競技大会・コンクールは、技能者の技能向上と技能継承を目的として実施しているものが対象。さらに「都内で実施する大会等であること(技能五輪全国大会の予選会も含む)」「大会等の参加者が5人以上いること」「団体等の事業に必要な技能を競うための大会等であること」「東京都の技能振興に資する大会等であること」のすべてに該当することが条件となる。

支給額は、大会等の参加者数により異なる。参加者5人~10人までは13万3,000円、11人~20人までは18万1,000円、21人~30人までは23万円、31人~50人までは26万6,000円、51人~80人までは31万4,000円、81人以上は36万2,000円。1団体あたりの1年間の奨励金額は200万円を上限としている。

申請の方法は、大会等の実施予定日から7日前までに所定の申請書を東京都産業労働局まで提出。募集要項・申請書は、TOKYOはたらくネットで案内している。