ちなみに、ジャスティンは2013年にもオランダ・アムステルダムのアンネ・フランクの家を訪れた際に「アンネ・フランクならきっとビリーバー(ジャスティンのファンの名称)になっていたね」とゲストブックに書き残し、大炎上している (C)BANG Media International

現在日本を訪問中のカナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、日本の靖国神社を訪れた写真をインスタグラムに投稿し、中国や韓国を中心に批判の的となっていた騒動について、ファンに謝罪した。

ジャスティンは、今週初めに靖国神社を訪れた際に「天の恵みをありがとう」というコメントともに、靖国神社を参拝している姿を投稿。これが中国、韓国、台湾などから怒りを買うことになり、ファンに謝罪することになってしまった。

「何を祀っていたか知識がなかった」とジャスティンは釈明しており、「日本滞在中に美しい神社が見えたから、ドライバーにそこで止まるよう頼んだんだ。神社は純粋に祈りを捧げるところと勘違いしていたんだ。このことで感情を害した人がいるならば、心から謝るよ。中国も日本も大好きだよ」と謝罪している。

中国外務省の広報担当者は、今回のことでジャスティンが中国と日本の歴史的関係の重要性を理解する機会になったことを願うとサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙にコメントを寄せている。

「このカナダ出身の歌手の政治的な考えは存じていませんが、日本のリーダーたちが靖国神社を訪れることに対する中国側の見方ははっきりとしており、一貫しています。今回の訪問で、この歌手が日本の軍国主義の歴史について、そして、不当な歴史的および軍国主義の考え方がこの神社の背景にあることをもっと学んだことを願っています」

ジャスティンは以前、アムステルダムにあるアンネ・フランクの家を訪れた際にしたコメントでも物議を醸していた。

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