デッキアップ後の実物大イングラム。

「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」が、去る4月13日に、東京・吉祥寺駅の南北自由通路完成記念パレードに登場。主演の真野恵里菜が駆けつけたほか、作中に登場する実物大のイングラムこと98式AVのデッキアップが披露された。

特車二課の制服に身を包んで登壇した真野は、開会式にて「駅に降りた瞬間、住んでみたい街ナンバーワンの雰囲気が伝わってきた」と吉祥寺の街を絶賛。「休みの日に、ゆっくりランチやお買い物をしたい」と希望を話していた。

続いて「ただいまより、イベントを開会します! パトレイバー出動!」という真野の宣言とともに、ゆっくりと実物大のイングラムがデッキアップ。駅前はファンからの歓声に包まれたが、あまりに多くの人々が詰めかけたことにより会場は大混乱となる。当初は何度も行われる予定だったデッキアップも、予定より少ない回数で終了へ。

引き続き真野はパレードに参加し、吉祥寺の街を整備班員に扮したスタッフととともに練り歩く。散道のギャラリーから「真野ちゃーん!」と声を掛けられると笑顔で手を振り返し、劇中の泉野明を思わせる元気さと明るさを見せていた。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、2014年から2015年にかけ、全13話を7章に分けて劇場公開。第0話と第1話を収録したシリーズ第1章は目下、新宿ピカデリーほかにて2週間限定で上映されている。さらに2015年のゴールデンウィークには長編作品も発表される予定だ。