北海道の沿岸バスは5月1日から、広域周遊きっぷ「萌えっ子フリーきっぷ」の新年度版(第6弾)を発売する。

萌えっ子フリーきっぷ1日券「武蔵堆(むさしたい)まりん」

萌えっ子フリーきっぷ1日券「清川ありあ」

萌えっ子フリーきっぷ2日券「増毛智恵理」

萌えっ子フリーきっぷワイド2日券「天羽みなと」

同きっぷは、北海道北部・日本海オロロンライン沿線の10市町村の同社指定バス路線が乗り放題となる利用日限定型広域周遊きっぷ。1日券2種類と2日券、ワイド2日券各1種類の計4種類。いずれも羽幌沿海フェリーの天売・焼尻航路の運賃1割引、沿線の協賛施設での提示特典が付く。今年も札幌市在住の漫画家兼原画家・佐倉はなつみ氏が描いたキャラクター「萌えっ子」を券面にデザインした。

1日券には、中学3年生という設定の「武蔵堆(むさしたい)まりん」とバス運転手の「清川ありあ」をデザイン。発売額は各2,370円。留萌市~豊富町を同社の定期路線バスで往復する場合の通常運賃は5,560円だが、この1日券を利用することで、半額以下の2,500円で往復が可能になるという。

2日券は使用開始当日から連続する2日間有効で、価格は3,290円。券面には、バスガイドという設定の「増毛智恵理」をデザインする。

天売島・焼尻島の滞在や豊富温泉を基点に稚内エリアを周遊するのに適したワイド2日券は、使用開始日および使用開始日の翌々日のみ有効で、価格は3,290円。フェリー会社で事務員を務めている設定の「天羽みなと」を券面に描いた。

沿岸バスの指定窓口、他社バス会社窓口(札幌市、旭川市、稚内市)、観光案内所窓口(留萌市、増毛町、豊富町)、その他催事などで販売。4月中旬以降、通信販売の受付も開始する。