「GPW-1000」

スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2014」にて、カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」のコンセプトモデルとして、GPS機能と電波時計機能の相互補完システムを備えた「GPW-1000」を公開した。発売時期や価格は未定。

GPW-1000のGPS機能には、ソニー製のGPS LSIチップを採用。GPS衛星からの電波を受信し、位置情報と時刻情報を取得する。カシオとソニーの協力体制のもと、このチップを時計用にカスタマイズし、世界トップ水準の低消費電力化を実現した。

合わせて、従来の電波時計機能も搭載。世界6局の標準電波を受信して、時刻を自動的に修正する「MuntiBand6」を備える。標準電波を受信できない地域や場所では、GPS機能で時刻情報を取得。電波時計機能とGPS機能が相互に補完し合うことで、より簡単に確実な時刻受信を可能にしたとしている。