フェリシモのZakka collectionでは、猫モチーフのルームソックス「みにゃさまとつくった 猫足もふもふルームソックス」を販売している。価格は1足764円(税別)。ラインナップはサバトラ白や茶トラなど、全6種類。それぞれのソックスの裏にはシリコンでできた肉球型の滑り止めがついている。サイズは23~25センチ。

茶色とサバトラのソックスを着用

今回は、同商品のレポートをお届けする。せっかくなので、実際の愛猫の模様と同じ模様のソックスを着用してみることにした。猫の名前はハル君。2歳の男の子だ。

ハル君のこの足と同じ模様の靴下は…。

こちらだ。足先が白い点以外は、ハル君にそっくりな柄である。

かわいらしい肉球もしっかりついており、乾燥する冬の季節には滑り止めにもなるとのことだ。

そして実際に着用。年齢的に生足はかなりキツイが、撮影のため寒さを我慢する。マイクロファイバー糸が使用されており、肌触りは実に良い。モコモコとした感触で、足先までしっかりと冷えを防止することができる。

着用してしまうと、あの可愛い肉球が隠れて見えなくなってしまうのは少々残念。

実際に、ハル君の横に並んでみた。本来ならば足がビヨーンと伸びている最中に、同じように横に並びたかったが、この日は頑なに香箱座りをしていたので断念する。

「ハル君、足、おそろいですよ」と話しかけるとマジ切れ寸前の表情で睨まれた。が、猫なのでその激怒の表情ですら可愛らしい。

そうこうしているうちに眠りについてしまった。ストーブがついているとはいえ、まだまだ寒い日だったので…。

モコモコのあったかい靴下を布団代わりにかけてあげた。

よほどあたたかかったのか、夕方5時頃までずっとこの状態で眠り続けていた。とはいえ、ハル君が使っているのはパソコン用の椅子。仕方なくこの記事の原稿は立ったまま執筆した。

兄猫リク君

そして第二弾は、兄猫であるリク君だ。サバトラ白の猫ちゃんなので、取り寄せた靴下は灰色と白のものである。

同商品の肉球はオレンジ色に近いので、リク君のものの色とは少々異なるが、縞模様と色具合はとてもよく似ている。

履いてみると、こちらも先ほどと同じように足先がポカポカとあたたかい。年齢的に外出の際に着用することはできないが、部屋着を着ている際にはく愛用の靴下となりそうだ。自分の足が愛猫と同じ模様なのを見ると、それだけで幸せな気持ちになれる。猫は嫌がるかもしれないが…。

リク君も、先ほどと同じように香箱座りをしていたので、横に並んでの撮影は断念。寒そうにしていたのでマフラー代わりに乗せてあげた。

なんだか温泉に入って頭にタオルを乗せているおじさんみたいになってしまったが、リク君はこの状態で1時間ほど眠り続けた。

猫たちに大人気

全く動きがない写真しか撮影できなかったので、しばらく室内で猫たちが動き出すのを待っていた。するとリク君はわざわざ下に降りてきて、においを嗅いでくれた。ちなみに、おろしたばかりのおニューなので、まだいい香りがする。決して臭くはないはず。…決して臭くはないはず。

なぜか執拗につけまわされた挙句……かまれた。もしかしたらさっきくるぶしに塗った、安物の馬油に反応しているのかもしれない。

何はともあれ、足は愛猫と同じ模様になれるし、肉球の滑り止めがついていて安全だし、おまけにモコモコした生地が実にあたたかいソックスであることがわかった。猫を飼っている人も飼っていない人も、猫になりきれる実に可愛らしい商品だ。この機会にぜひ、試してみてはいかがだろうか。

■猫モチーフのルームソックス「みにゃさまとつくった 猫足もふもふルームソックス」

撮影者プロフィール

うだま
猫好きの独身アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
実写版の猫たちが見られる猫写真アーカイブ・「Number40 -ツンギレのうちの猫の日常」は毎朝7時30分に更新している。
また、ニコニコ静画にて4コマ漫画も連載中。




おまけ 猫たちに靴下をかまれる様子