芦田愛菜主演の連続ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系毎週水曜22:00~23:00)が1月15日の放送開始からさまざまな反響を呼ぶ中、コトリンゴが歌う主題歌「誰か私を」にも注目が集まっている。

ドラマ『明日、ママがいない』の主題歌を歌うコトリンゴ

同曲は、有線J-POPリクエストチャートで前々週の93位から前週の26位、そして今週は8位に上昇するなど、ドラマが進むにつれて世間の関心も高まっている様子。ノスタルジックで切なさを感じさせながらも、光が差しこむような希望も描いている。シングル(3月5日発売)のカップリングでは、アルバム『SWEET NEST』に収録されている「classroom」を、新たに金子飛鳥ストリングスと共演したバージョンで収録している。

女性シンガー・ソングライターのコトリンゴは、5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめ、1999年に神戸・甲陽音楽院を卒業後、ボストン・バークリー音楽大学に留学。ジャズ作曲科・パフォーマンス科を卒業し、2006年に坂本龍一に見いだされ、坂本とavexグループが共同設立したレーベル「commmons(コモンズ)」よりメジャーデビューを飾った。


卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描き出すことで注目を浴び、2012年10月8日に公開された中山美穂・向井理主演の映画『新しい靴を買わなくちゃ』ではサウンドトラックを担当。約1カ月間、ニューヨークに滞在し、坂本龍一共同制作で、さらに音楽家としての幅を広げた。2013年夏、堀込高樹がグループ名を継承し、新メンバーを加えて再始動した新生・KIRINJIに加入。ソロと共に、KIRINJIのメンバーとしても活動している。

コトリンゴのニューシングル「誰か私を」(3月5日発売 525円)

ちなみに、"コトリンゴ"という名前の由来は、自身が好きな"小鳥"と、毎日食べていた"リンゴ"の組み合わせ。また、曲作りの際に使用していたパソコンもMacだったことから、「コトリンゴ」というアーティスト名が生まれた。

同シングルの発売に先駆け、「誰か私を」のミュージックビデオが公開された。親しみやすいメロディと、コトリンゴがかねてよりファンだったというクリエーションカンパニー・Qotori filmによる映像が融合し、子どもの世界が幻想的に描かれている。