Electronic Artsは30日、同社が販売する「Battlefield 4」の最新アップデートを公開した。このアップデートによって、AMDのグラフィックスAPI「Mantle」のサポートが追加されたが、「Mantle」を利用するために必要なGPUドライバの提供は2月以降にずれ込むことが分かった。

「Mantle」は、AMDの最新GPU「Radeon R7/R9」シリーズや、最新APU「Kaveri」(開発コード名)でサポートするグラフィックスAPI。「Mantle」を用いてソフトウェア開発を行うことで、パフォーマンス改善が見込めるという。

公式ブログ「Battlelog」でアップデートの提供開始を報告

OptionのVideo内にGraphics APIの項目が追加されるようだ

「Battlefield 4」の開発を行うEA DICEによるブログ「Battlelog」では、「Mantle」を用いて、パフォーマンステストの結果を公開している。「Kaveri」ことA10-7850Kで720p Mediumの場合、DirectX 11と比べて14%パフォーマンスが向上(37.6fps→43fps)したという。

パフォーマンステストの結果

さらに、FX-8350+Radeon 7970 3GBでUltra 1080pの場合、25.1%(52.9fps→66.3fps)、Intel Core i7-3970x Extreme+Radeon R9 290X×2でUltra 1080p 4x MSAAの場合、58%(78.4fps→121.5fps)もの大幅なパフォーマンス向上が見られる。AMDでは以前、「"Mantle"による性能向上は1桁%でない」とアピールしており、それが裏付けられた形だ。

しかし、「Battlefield 4」でMantleを利用するには、やはりMantleに対応したGPUドライバが必要なのだが、そのドライバ「AMD Catalyst 14.1 Beta」は未だ公開されていない。

日本AMD広報担当者へ取材したところ、「2014年2月以降の提供を予定」とのことで、当初のリリース予定だった2014年1月から延期となった。"2月中"ではなく"2月以降"ということから、リリースが大幅に遅れる可能性もありそうだ。