日産自動車は20日、高級セダン「ティアナ」をフルモデルチェンジして、2月5日に発売すると発表した。価格は242万9,700円~304万5,000円。

「ティアナ」

今回で3代目となるティアナは、走行性能にも徹底的にこだわり、余裕のある走りと快適性を両立させたとのこと。エクステリアは、従来のティアナ持つ上質感にダイナミックでワイドスタンスなボディデザインを加え、走りを感じさせる躍動感のあるデザインとした。室内空間は、無重力状態でのヒトの姿勢を参考に開発した「スパイナルサポート機能付シート」の採用や、静粛性の向上などにより、快適性を向上させている。

運転席は、十分なシートスライド量の確保やテレスコピックステアリングの新採用、使いやすいシフトレバーの配置などにより、さまざまな体型のドライバーに最適なポジションを提供。助手席には、ふくらはぎを支える範囲を拡大させたオットマンを採用し、後席ニールームはクラストップレベルの広さを実現している。

「ティアナ XV」のインテリア

走行性能では、応答性と安定性を両立ささせる新開発「リヤマルチリンクサスペンション」や、コーナリング時の操舵性が向上する「アクティブトレースコントロール」を採用。改良型QR25エンジンは、エンジンとCVTの協調制御によるスムーズな走り出しと、力強い中低速トルクを提供する。また、「セーフティシールドテクノロジー」など、複数のドライビングサポート機能が新たに採用されている。