Windows XP向け「Security Essentials」定義ファイル、2015年7月まで更新

米Microsoftは15日(現地時間、以下同)、公式ブログの1つ「TechNet Blogs」にて、Windows XP向けの同社セキュリティ製品を、2015年7月14日まで提供すると発表した。Windows XPは日本時間の2014年4月9日にサポートが終了すると告知されているが、終了後も、Windows XP向けマルウェア対策製品の定義ファイルやエンジンに関する更新プログラムを、「OS移行の手助け」として2015年7月14日まで提供するという。

このマルウェア対策製品とは、コンシューマの場合、「Microsoft Security Essentials」にあたるという。企業の場合は、Windows XP上で動くマルウェア対策ソフト「System Center Endpoint Protection」「Forefront Client Security」「Forefront Endpoint Protection」、クラウド型のPC管理サービス「Windows Intune」にあたるという。

該当記事では、この措置は、Windows XP自体のサポート終了日やサポート内容などには影響しないとしている。なお、以前からの告知通り、Windows XPのサポート終了にともない、Windows XP向け「Microsoft Security Essentials」自体の提供は終了する。