歌手で女優の前田敦子が、2014年3月5日に4thシングル「セブンスコード」をリリースことが決定し、第8回ローマ国際映画祭で2冠に輝いた黒沢清監督作の主演映画『Seventh Code』(2014年1月11日公開)が同シングルのミュージックビデオとして制作された作品だったことが20日、明らかになった。

初のロックとなる4thシングル「セブンスコード」をリリースする前田敦子

昨年8月にAKB48を卒業して以来、女優、歌手として活躍している前田。今回の試みは、その魅力を最大限に凝縮した「音楽と映像の一大プロジェクト」となり、初めて公開された予告編映像では新曲「セブンスコード」の音源(1コーラス)をバックに、映画のストーリーが描かれている。

同曲は、前田にとって初のロックナンバー。前田は、28日から31日まで千葉・幕張メッセで開催されるロックフェス「COUNTDOWN JAPAN 13/14」に出演し、新曲を初披露。サポートミュージシャンとして、ギターに藤井一彦(The Groovers)、ベースにB.ウエノコウジ(the HIATUS)、ドラムに白根賢一(GREAT3)、キーボードに高野勲(GRAPEVINEサポートキーボード)らが参加する。

前田が主演を務める映画『Seventh Code』は、ロシア・ウラジオストクを舞台に、前田演じる主人公・秋子が「もう一度彼に会いたい」という純粋な思いでひとりの男を追い求めていくサスペンスエンターテインメント。前田のほか俳優の鈴木亮平や山本浩司、中国人女優のアイシーらが出演する。前田と黒沢監督が初めてタッグを組み、第8回ローマ国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞を受賞した。

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