Mozillaは10日(米国時間)、同社ブラウザの最新版「Firefox 26」をリリースした。Windows、Mac、Linux対応の各国語版がWebサイトからダウンロードできる。

Firefox 26

「Firefox 26」では、パフォーマンス改善とセキュリティ強化の観点から、全てのJavaプラグインをデフォルトでオフにし、Javaプラグインの起動にはクリックが必要(click to play適用)となった。また、Windows版では、ユーザーアカウント制御ダイアログの許可なくFirefoxを更新できるサービス「Mozilla Maintenance Service」を適用していれば、書き込み権限がなくてもFirefoxの更新が可能となった。LinuxではH.264コーデックの動画再生をサポートした。

このほか、変更点として、Windows XP上でのMP3再生をサポートしたほか、画像の単体表示でEXIF情報による縦横サイズの決定、非表示画像でデコード処理を省き表示速度を向上させるなど、パフォーマンス向上を目的としたバグ修正などが行われている。