東芝は18日、2013年秋冬モデルとして、キーボードを分離してピュアタブレット型になる2in1 Ultrabook「dynabook V714」シリーズを発表した。手書き機能にこだわった、電磁誘導式デジタイザーペン同梱モデルも用意される。価格はオープンで、発売は12月中旬を予定している。
夏モデルとの比較では、CPUが開発コード名"Haswell"こと第4世代のIntel Core i5-4210Yに刷新されており、バッテリ駆動時間が約12時間に延びている (夏モデルはCore i5-3339Y、約7時間)。無線LANはDraftのIEEE802.11acに新たに対応し、OSはWindows 8.1を搭載する。
dynabook V714/28K
dynabook V714/28Kは、「紙のような書き心地」を追求した電磁誘導式デジタイザーペン同梱モデルで、店頭予想価格は170,000円前後。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200Y (1.5GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4200 (CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、ストレージが128GB SATA SSD、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac(Draft)対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースは、タブレット部分にUSB 3.0×1、micro HDMI出力、ヘッドホン出力、前面100万画素・背面300万画素のWebカメラを、キーボードドックにUSB 2.0×1、HDMI出力、D-sub15ピン、有線LANを装備する。
タブレット部分のサイズと重量はW299.0×D189.0×H12.4mm/約870g。キーボードドック接続時はW299.0×D220.5×H16.9~19.9mm/約1.47kgとなる。ソフトは「Microsoft Office Home and Business 2013」や「Adobe Photoshop Elements 11」などがバンドルされる。
dynabook V714/27K
こちらはペンが付属しないマルチタッチモデルで店頭予想価格は150,000円前後。V714/28Kとの違いは、重量が約45g軽くなること、Adobeの写真編集ソフトが付属しないことが挙げられる。