職場の人の名前を検索したことがありますか?

インターネット上に自分の名前が載っていることも珍しくない昨今、採用担当が入社してくる人の名前を検索している…という話も聞きます。そこで、職場の人の名前をネットで検索したことがあるか、またそのときにどんな情報が出てきたのか、マイナビニュース会員500名に聞いてみました。

Q.職場の人の名前をネットで検索したことがありますか?

はい 10.8%
いいえ 89.2%

Q.「はい」と答えた方に質問です。そのときに判明したことや、抱いた感想を教えてください

■良い情報が出てきた
・「いい大学出てて尊敬した」(29歳女性/電機/事務系専門職)
・「社外講演しているときの情報などがでてきた…すごいと思った」(33歳男性/通信/事務系専門職)
・「地元のスポーツ大会で入賞しているのを見て見直した」(61歳男性/建設・土木/技術職)
・「沢山論文を書いていることが分かり、関心しました」(54歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■SNS、ブログなどの良い情報
・「クールな同僚のFacebookを見たらさみしがり屋な投稿が多くて、会社ではわざとクールに振る舞ってるんだなと思ったらかわいく感じた」(33歳女性/その他/事務系専門職)
・「Facebookの写真が見たくて…中身は見れなかったけれど、トップの顔写真が見られて、意外とキメ顔で面白かった」(29歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

■SNS、ブログなどの悪い情報
・「ブログが出てきてひいた」(27歳女性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
・「本名でTwitterをしていて、職場の愚痴を書いていた…職場の人に特定されるかもしれないのに、よく気にせず書けるものだとあきれた」(27歳女性/金融・証券/専門職)

■意外な一面
・「副業をしていました…給料が足りないのかなと思いました」(30歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「仕事の人脈が丸分かり」(28歳男性/自動車関連/技術職)
・「執筆活動をしていたことがわかり、その本に対して興味がわいた」(32歳男性/情報・IT/営業職)

■見てはいけないものを…
・「前の会社での話ですが、新人さんがあまりにも職場で問題を起こすのでどんな人物か知りたくなり、冗談半分で検索した…すると、数年前に酔っぱらって警察のお世話になってニュースにも掲載されていることが判明、"どうしてそんな人を採用したんだろう?"と社長を疑ってしまった」(31歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「病気で長期休職中のはずの人が、笑顔でフェイスブックに登場していて、複雑な気持ちに」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「悪口を言われていた」(29歳女性/マスコミ・広告/営業職)

■その他
・「社長が商社からの天下りなので、海外勤務時の実績が掲載されたサイトがあった」(24歳男性/その他/その他)
・「何も出てこなくてがっかり」(24歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「検索しても本人は出なかった」(23歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「珍しい名前の人が多い職場なので、誰の名前が珍しいかを比べた」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)

■総評

職場の人の名前を検索した経験があるのは約1割、意外と少ない結果になりました。検索しても出てこない、同姓同名の別人が出てきた…という場合もありましたが、SNSやニュース記事のアーカイブスなどで検索結果に出る人も多いようです。

意外な一面を見て尊敬したということもありましたが、逆に印象が悪くなってしまったという経験も寄せられました。インターネット上には良い情報も悪い情報も残ります。結局は、本人の行動が一番大事ということ。検索されたら困るような言動は慎んだ方が良いでしょう。

調査時期: 2013年11月1日~11月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性232名 女性268名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート