PFUは31日、ドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの上位モデル「ScanSnap iX500」において、無線LAN(Wi-Fi)認証機能「IEEE802.1X」への対応と、ScanSnap iX500を複数のユーザーから使えるソフトウェア「ScanSnap Connect Application」を発表した。既存のScanSnap iX500ユーザーも新機能と新ソフトを利用できる。

ScanSnap iX500

黄色の部分が今回の機能アップ

IEEE802.1Xへの対応は、企業ユーザーの声を受けてのもの。ScanSnap iX500は標準で無線LANに対応しており、PC、スマートフォン、タブレットからワイヤレスでスキャン操作が可能。しかし、セキュリティが厳しいオフィスでは、ScanSnap iX500をオフィス内の無線LANへ接続することができなかった。今回、IEEE802.1Xに対応したことで、IEEE802.1X認証を導入しているオフィスでも、ScanSnap iX500をロケーションフリーで使えるようになった。ScanSnap iX500の付属ソフトウェア「ScanSnap Manager」を最新版にアップデートすることで、IEEE802.1X対応となる。

一方の「ScanSnap Connect Application」は、複数のユーザーがワイヤレスでScanSnap iX500を使えるようにするソフトウェア。各人のPCにインストールして利用する。

上記「ScanSnap Manager」と「ScanSnap Connect Application」とも、対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 1O.6 / 10.7、OS X 10.8 / 10.9。なお「ScanSnap Connect Application」は、iOS版とAndroid版も用意されている。