エレコムは22日、無線規格IEEE802.11acドラフト版に対応し、理論値で最大433Mbpsの高速通信が可能な無線LANルータ「WRC-733GHBK」を発表した。発売は10月下旬。標準価格は8,977円。
次世代規格11acドラフト版に対応し、11n規格対応の従来モデル(300Mbps)と比べ、理論値で約1.4倍の通信が可能な無線LANルータ。初心者やファミリー向けに、セキュリティ機能を重視した製品とする。
新機能として、無線LAN子機単位で接続時間を設定できる「こどもネットタイマー」を搭載。「こどもネットタイマー」はWi-Fiゲーム機など無線LAN子機単位でインターネット接続時間を設定できる機能で、例えば子供のネット利用時間の管理などに役立つ。
また、Android端末をウイルスから保護したり、紛失・盗難時に遠隔操作で個人情報を消去できるセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」90日特別体験版が添付される。
接続設定は、付属CD-ROMによるセットアップや無線LAN設定システム「WPS」のほか、専用アプリ「QR link」によるQRコードからの設定も可能。
本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約210g。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000Base-T対応WANポート×1・LANポート×4、IEEE802.11ac(draft)/a/b/g/n対応無線LAN。内蔵アンテナは2.4GHz帯が送信×2、受信×2、5GHz帯が送信1×受信1。セキュリティはWPA2(AES、PSK)。対応プロトコルはTCP/IP(IPv4/IPv6)。