Androidアプリに潜むWindowsワーム(McAfee Blog)

マカフィーは、同社のオフィシャルブログ「McAfee Blog」において、Androidアプリのマルウェアの中にWindowsをターゲットにしてしまうものを発見したことを報告している。

McAfee Labsによると、このAndroid用のAPKファイルのなかには、ネットワークを介して自身を複製するWindowsワーム(Generic Malware.og!ats)が隠れており、Android端末に対してはセキュリティ上の危険性はないものの、Windows上でマルウェアが実行される可能性はあるとしている。

ブログでは、正規のAndroidアプリに、このようなWindows用のマルウェアが含まれる場合には、開発者のWindows環境で感染してしまい、意図せずにGoogle Play上で配布してしまうことが考えられるとしており、開発者は安全なコンピューターの本質を考えること、マルウェア対策ソフトを最新の状態にしておくことが求められると注意を促している。