富士通は8日、2013年秋冬モデルのPC新製品として、約21.1時間のバッテリ駆動を実現した13.3型ノートPC「LIFEBOOK SH90/M」を発表した。OSにWindows 8.1を搭載する。発売は10月18日の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は200,000円強。

標準で約21.1時間というバッテリ駆動性能は、従来モデルに比べ約9時間も向上している。ディスプレイには2,560×1,440ドットのIGZO液晶を搭載し、221ppiの画素密度による表示を提供する。凹凸をできるだけ排除したオムニデザインを採用するほか、"刀"ことLIFEBOOK UHシリーズと同じ「超圧縮ソリッドコア」技術によって薄型化と堅牢性を両立している。

また、モバイル・マルチベイにより、光学ドライブを着脱可能とした設計も「SH90/M」の特徴のひとつ。同ベイにオプションの増設用内蔵バッテリユニットを装着すると、バッテリ駆動時間は約28.1時間にまで延びる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200U (1.60GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB (2GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶 (2,560×1,440ドット)、ストレージが500GB SATA ハイブリッドHDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANを備える。インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI出力、D-sub15ピン、SDカードスロット、92万画素HD Webカメラなどを用意する。バッテリ駆動時間は約21.1時間。サイズはW319×D215×H13.6~19.8mm、重量は約1.48kg(マルチベイ用カバ-装着時) / 約1.59kg(DVDスーパーマルチドライブ装着時)。本体色はブラックとホワイトの2種類を用意する。