『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作のほかに、『イントゥ・ザ・ウッズ』などの撮影を控えているジョニー・デップ (C)BANG Media International

人気シリーズ第5弾となる映画『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』の公開日延期が決定した。

製作元のディズニーは9月10日、本作の公開を当初予定されていた2015年7月10日から延期させると発表。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーもそれに続き、2016年の夏までには公開にこぎ着けたいと明かしている。「みんなが気に入っているアウトラインはできてるんだけど、肝心の脚本がまだ未完成なんだ」

さらに、ディズニーのプロダクション部門のトップを務めるショーン・ベイリー氏も今回の延期について次のように話している。

「世界中の観客の皆さまと同様に我々も、ジャック・スパロウの次の冒険に大きな期待をかけていますので、全ての重要な要素をきちんと盛り込みたいと考えているのです。ただそこには至っておらず、キャラクターたちにとっても、もちろんファンの皆さまにとっても価値のあるプロジェクトにしていきたく思っています」

公開日が押したことで、主演のジョニー・デップは、他に控えている『イントゥ・ザ・ウッズ』や『アリス・イン・ワンダーランド2』などの新作撮影に割ける時間が増えるという。 また、プロデュースを務めるジェリーは以前、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリがメガホンを取る本作はこれまでのシリーズ4作以上にホラーとアドベンチャーの融合度が高まると明かしている。

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