エプソンは3日、個人向けのインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」シリーズのプリンタ単機能モデル「EP-306」を発表した。店頭価格は10,000円台半ばが予想される。発売は19日を予定。

「EP-306」

プリンタ専用機だけあって、ボディサイズはW390×D338×H141mmと、他のモデルよりも絞られている。給紙はフロント二段とリア手差しの3way機構を採用するとともに、自動両面印刷ユニットも内蔵。ただ、排紙トレイの自動開閉機構は割愛されたようだ。

プリントエンジンの解像度は5,760×1,440dpi。インクはブラック、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエローの6色構成となる。ヘッドは各色180ノズルで、最小1.5plの吐出が可能だ。公称印刷速度はL判で約14秒/枚と、同時に発表された複合機の戦略モデル、EP-806Aと同等の性能を有している。

スマートフォン・クラウドプリント機能はEPSON iPrint、メールプリント、リモートプリントドライバ、Creative Print、3Dフレーム Printなど、メールdeリモート印刷 スキャンtoクラウドを除く全ての機能が利用可能だ。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LANを装備。

本体サイズはW390×D338×H141mm、重量は約5kg。