「無印良品は、仕組みが9割」

角川書店は7月10日、無印良品を展開する良品計画の赤字38億円をV字回復させたマニュアル(仕組み)を紹介した書籍『無印良品は、仕組みが9割』を発売した。価格は1,470円。

良品計画の会長・松井氏初著書が登場

良品計画のブランド無印良品は、全国に300店舗展開しているほか海外出店も200店舗を超え、2012年度の売上高は過去最高の1880億円を記録している。

同本では、同社が2000年に38億円の赤字を出した際、現会長・松井忠三氏が行った改革を、具体的な実例を元に紹介。書籍としては初めて、実際の「無印良品のマニュアル=MUJIGRAM」も一部公開し、「むくわれない努力」や「形だけの会議」をなくし、仕事の労力を5分の1、生産性を3倍にする、"仕組み(マニュアル)化"を解説しているとのこと。

構成は序章から5章までの224ページ。なお、同本公式ホームページでは、書籍概要、および松井氏のメッセージ映像、マニュアルの一部を見ることができる。