デルは9日、CPUにHaswellこと第4世代Core iシリーズを搭載した新「XPS 12」を発売した。XPS 12はディスプレイが回転してタブレット形状になるモバイルノートPC。Haswellの搭載により、バッテリ駆動時間が前モデルに比べ3時間9分延び、最大で8時間43分に向上している(※)。無線LANコントローラも刷新され、IEEE802.11acにも対応する。直販価格は124,980円~。

ノートPC形状からタブレット形状への切り換えは、液晶のベゼルを残して、画面部分だけを縦方向に180度回転させる「フリップヒンジ」方式。片手で形状を転換できるのが特徴だ。きょう体の素材には削り出しのアルミとカーボンファイバ、液晶表面には傷や衝撃に強いことで定評のある「Corning Gorillaガラス」を採用して、堅牢性を高めている。

XPS 12の形状転換イメージ

「XPS 12 プレミアムモデル」の標準構成は、CPUがIntel Core i5-4200U (1.6GHz)、メモリがDDR3L 1600 4GB (2GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが12.5型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチパネル)、ストレージが128GB mSATA SSD、OSがWindows 8 64bit。標準構成時の直販価格は124,980円。

「XPS 12 プラチナモデル」は、CPUがIntel Core i7-4500U (1.8GHz)、メモリがDDR3L 1600 8GB (4GB×2)、ストレージが256GB mSATA SSDとなり、直販価格は154,980円。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0を備える。サイズと重量はW317×D215×H15~20mm/約1.52kg。

※「XPS 12 プレミアムモデル」と同等のスペックで「Mobile Mark 2012」による計測。