シャープは2日、同社のIGZO技術を採用した、10点タッチ対応の32V型液晶ディスプレイ「PN-K322B」を法人向けに発売した。3,840×2,160ドット解像度で4Kコンテンツの表示が可能。価格はオープンで、想定価格は560,000円前後。
液晶パネル上のトランジスタを小型化するIGZO技術で、透過率を従来製品と比べ約2倍に高めたほか、独自開発の高感度・高精度タッチパネルを搭載。映像編集のプロユースや、小売店舗、展示用ディスプレイなどの用途を想定するという。
本体は、業界最薄という36mmの薄型デザインで、25度/90度の2段階でディスプレイの角度を変更できるスライドスタンド構造を備える。また、2W+2Wのスピーカーに加え、映像入力端子としてDisplayPort 1.2×1ポート、HDMI 1.4×2ポートを搭載する。
主な仕様は、画面サイズが32V型(対角80.1cm)、最大解像度が3,840×2,160ドット、輝度が300cd/平方メートル、タッチパネルが静電容量方式、消費電力が最大97W。
本体サイズはW750×D390~575×HD207~493mm、重量は約16kg(いずれもスタンド含む)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8。