フォースメディアは6月21日、靴専用の紫外線除菌脱臭器「シューズセーバー」を発表した。6月下旬より大手量販店やネットショップなどで販売を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は1個入りの「JF-UVS」が2.980円前後で、2個入りの「JF-UVSW」が5,680円前後。

靴の中に紫外線を照射して殺菌する「シューズセーバー」

梅雨から夏にかけては湿度が高く、靴の臭いが気なるという方は多いのではないだろうか。靴の臭いの原因のひとつが、靴の中で繁殖している雑菌だ。雑菌によって発生する悪臭は、消臭剤では一時的にしか抑えることができず、根本的な解決にはならない

シューズセーバーは、悪臭の元になる雑菌を駆逐するアイテムだ。靴の中に入れてスイッチをオンにすると、紫外線の中でも特に殺菌力の高い遠紫外線(UV-C)を照射する。薬品などを使用しているわけではないので、使用することによって足の皮膚に悪影響を与えることもない。

電源は単4形電池×4本で、アルカリ乾電池を使用した場合、約3時間の連続動作が可能だ。10分間で自動停止する電源切り忘れタイマーも内蔵している。サイズはW150×D44×H23mmで、重量は約60g(乾電池除く)。

「シューズセーバー」の使用イメージ

なお、シューズセーバーは、遠紫外線の照射によって菌を殺す仕組みなので、殺菌できるのは光が当たる靴の素材の表面のみだ。素材の内部にまで入り込んだ菌には効果はない。そのため同社では、靴が臭う前から使用するのが効果的だとしている。;