米Intelは11日(現地時間)、データセンターおよび、クラウド・コンピューティング向けのSSD「DC S3500」シリーズを発表した。フォームファクタは2.5インチと1.8インチで、容量は80GB~800GBから選択できる。

「DC S3500」シリーズ

Webホスティングや、クラウド・コンピューティング、データセンターの仮想化といった読み込み主体のアプリケーションに適した製品で、プロセッサの使用効率の向上、ラックスペースの縮小、消費電力やTCOの削減できるとしている。

内蔵コンデンサにより、SSDに対して短時間のバックアップ用電力を提供、停電発生時にも処理を最後まで継続することで、データを保護する。また、256bit AES暗号化機能を備える。

20nmプロセスのNANDフラッシュメモリを採用。インタフェースはSATA 6Gb/s。転送速度は、シーケンシャルリードが500MB/s、シーケンシャルライトが450MB/s、ランダムリードが最大72,000IOPS。