写真はデヴィッド・ベッカム、そして左から息子のブルックリン、ロメオ、クルス (C)BANG Media International

デヴィッド・ベッカムの長男ブルックリン・ベッカムが、イングランド・ロンドンを本拠地に置くフットボール・クラブ、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)FCのU14チームと契約を結んだことが明らかになった。

メールオンラインの報道によれば、ブルックリンは今回QPRのU14チームへの入団を決め、父デヴィッドの跡を継いで着実にサッカー選手への道を歩み始めるという。QPRのトレーニング場は西ロンドンにあるベッカム一家の自宅にも近い。

先週の5月16日には、父デヴィッドがサッカー選手としての現役引退を発表しており、2日後の18日にはパリのパルク・デ・プランス・スタジアムでパリ・サンジェルマンFC(PSG)としての最終戦を終えている。

デヴィッドが、トレーニングをしている時によくピッチに上がっているなどフットボールが大好きなブルックリンは、今年の1月にもイングランド・プレミアリーグ、チェルシーFCのジュニアチームの入団トライアルを受けていた。また、デヴィッドがアメリカのLAギャラクシーに在籍中、家族でカリフォルニアに住んでいた際にブルックリンは、LAギャラクシーのU14チームにも所属している。

先週末にデヴィッドがPSGでの最終戦でプレーした時には、ブルックリンもロメオ(10歳)、クルス(8歳)、ハーパー(1歳9カ月)ら兄弟姉妹、そして母親のヴィクトリア・ベッカムと一緒にスタンドで声援を送っていた。試合開始から81分後にデビッドが交代となって大粒の涙を流しながらピッチを去った時には、家族も感極まっていた姿を見せていた。

そんなデビッドは以前、サッカー教育に関しては、常に息子たちのスキルとプレーを向上させるために熱血指導をしていると明かしていた。「僕の父がそうだったように、僕自身も子供たちに厳しくあたっているんだ。子供たちはいつも僕に『父さん、今のプレー良かった?』って聞くから、『まぁまぁかな。もうちょっとうまくできるだろ?』って答えるようにしているんだ」

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