ジャスティンの盗難事件と言えば、昨年10月に自身のラップトップ・パソコンやカメラが盗難にあい、ツイッターで恐喝をうけた事件も有名 (C)BANG Media International

月12日に南アフリカにてライブを行ったカナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーだが、ライブ終了後に窃盗団がジャスティンに対して21万3千ポンド(約3,320万)を超える盗みを働いていたことが明らかになった。

窃盗団はヨハネスブルグにあるFNBスタジアムの壁を突き破ることに少なくとも3日間は費やし、ジャスティンがステージを後にしたわずか数時間後に現地通貨で約300万ランド(約3,320万円)を持ち去ったという。

この現金は、ジャスティンの「ビリーブ・ツアー」のグッズやスナック販売の収益。しかも、その前夜に行われたボン・ジョヴィのライブからも盗まれていたが、スタッフたちは13日の朝までその現金がなくなっていることに気づかなかったという。ソウェトにある現場から近いボーイセンスの警察官は「建物から現金が盗まれていることに今日になって気づいたそうです。我々は現在のところ証拠収集をしている段階ですので、この盗みに何名が関わっていたのかは分かっていません」と話している。

のみや金槌、縄などで武装していたと見られる窃盗団は、屋根から侵入した後に縄を使って現金が保管してある部屋へ忍び込んだものと思われている。南アフリカ警察のスポークスウーマンを務めるカトレゴ・モゲール氏は「容疑者は屋根から侵入しました。昨晩のライブから今朝までの間にトイレのタイルを突き破ったのです」とコメントを残している。

(C)BANG Media International