スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2013」にて、カシオ計算機は、ソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」のプレミアムライン「OCEANUS Manta(マンタ)」の特別仕様モデル、「OCW-S2450S」を発表した。6月の発売予定で、世界限定200個、価格は260,000円。

「OCW-S2450S」と専用パッケージ(クリックで拡大)

「OCEANUS Manta」はスリムなスタイルと上質感を追求したプレミアムライン。今回の「OCW-S2450S」は、ブルーを基調とした質の高い素材と精緻な加工を随所に施した特別仕様モデルだ。再結晶ブルーサファイアを都市コードリングに採用するとともに、ブラックフェイスに映えるブルーが神秘的な海中の色を連想させる。りゅうずトップにも8面シングルカットの再結晶ブルーサファイアを配し、高級感ある美しい輝きを最大限に活かしたという。

ちなみに再結晶ブルーサファイアは、京セラ独自の宝石合成技術や結晶育成技術によって生まれた天然石と同じ組成を持つ人工の宝石。鮮やかな発色が特徴で、天然石と同じ硬度を持つ。

また、太陽の光を受けてきらめく波頭をイメージし、12時/6時位置にピンクゴールドで彩った大型のローマンインデックスを採用。裏ぶたには特別仕様のシリアルナンバーを刻印し、立体的なブランドロゴをエンブレムとして鍛造加工。バックルにも、別体パーツでブランドロゴを配すなど、プレミアムラインに相応しい仕上げを施した。

高い機能性と優れた操作性を両立する「Smart Access」も搭載。Smart Accessとは、時計のフェイス内の各針を別々のモーターで独立駆動させる「マルチミッションドライブ」に、電子式リューズスイッチを組み合わせることで、「引く」「回す」といったりゅうず操作で多彩な機能を直感的に使いこなせる仕組み。カシオのアナログウオッチにおけるコアテクノロジーの1つだ。

このSmart Accessにより、「OCW-S2450S」では使いやすいワールドタイム機能を実現。ホームタイムとワールドタイムの両方を同時に確認できるデュアルタイム表示では、ワールドタイムのインダイアルを12時間表示とし、りゅうず横の3時側に大きく配置することで見やすく、分かりやすくした。さらに、りゅうず操作でホームタイムとローカルタイムの都市設定ができ、ホームタイムとローカルタイムの入れ替えをボタンひとつで簡単に行える。

以下の写真は、2012年のBASELWORLD 2012で発表された「OCEANUS Manta」の特別仕様モデル。