スイスのバーゼルで開幕したウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2013」にて、カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位モデル「MR-G(ミスター・ジー)」特別仕様モデル、「MRG-8130」を発表した。8月の発売予定で、世界限定50個、価格は630,000円。

MR-Gの特別仕様モデル
「MRG-8101JP」(クリックで拡大)

"バーゼルスペシャル"となるG-SHOCK。シリーズ最高峰の「MRG-8100B」をベースモデルに、究極のタフネスと美しさを追求する「MR-G」のコンセプトを具現化。日本古来の「甲冑」をデザインモチーフとし、重厚感と機能美による「和の威厳を」表現した。日本で誕生、世界で育ったG-SHOCKが、日本ブランドとしての誇りを持ち、和の威厳を世界に発信する特別仕様モデルとしている。

都市コードリングには、ブラックフェイスに映える18金のゴールドを使用し、彫刻された都市コード文字をブラックに着色。フェイスのメタルパーツや三面カットを施した時分針などにもゴールド色を配し、バンドの中駒にも18金を採用。さらに、2時側のサイドボタンに再結晶ルビーを用いることで、甲冑の精緻な彩色を表現している(再結晶ルビーとは、京セラ独自の結晶育成技術によって生まれた、天然石と同じ組成を持つ人工の宝石。鮮やかな発色や高い強度が特徴)。

また、日本の伝統、モノ作りといえば「匠の技」。これももふんだんに取り入れている。1本1本を丁寧に締め付けるマイナスビスを採用したベゼル、歪みのない美しい平滑面を実現するザラツ研磨、そして鍛造チタン製のケースバックには世界限定50本のシリアルナンバーと「30th Anniversary SINCE 1983」のフレーズを刻印(カシオ計算機のG-SHOCKは2013年4月に誕生30周年を迎えた)。パッケージも専用となり、光沢のある上質さなど特別仕様モデルならではの仕上げを施している。

以下の写真は、2012年のBASELWORLD 2012で発表された「MR-G」特別仕様モデル