アイ・オー・データ機器は10日、スマートフォンやタッブレットなどを使って離れた場所から操作できる有線/無線LAN両対応のネットワークカメラ「TS-WPCTAM」を発表した。4月下旬より発売し、価格は26,400円(税別)。

「TS-WPTCAM」

スマートフォンやタブレットを使用して、離れた場所から制御できるネットワークカメラ。統合アプリ「LCAMView」を使うことによって、カメラ操作やストリーミングでの映像表示が行える。カメラの登録はQRコードを読み取る「QRコネクト+」で行い、カメラを複数台登録しての同時表示も可能。最大接続台数は24台。

カメラは355度のパンと120度のチルトが可能で、最大4倍のデジタルズームも行える。暗視機能も搭載し、暗い室内でも約5m先まで明るく撮影できる。また、動作検知機能により、画面内に動きがあった場合に画像を保存したり、メールしたりする機能を搭載。設定できる範囲は最大3カ所。

インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN端子×1基と、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN。本体にはSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを搭載し、最大64GBのSDXCメモリーカードに対応。撮影した画像はSDメモリーカードのほか、NASなどへも保存できる。

撮像素子は100万画素CMOSセンサーで、本体にはマイクを内蔵。対応フォーマットは、動画がH.264とMotionJPG、静止画がBMP(H.264時)とJPG(MotionJPG時)。対応解像度は1,280×720ドット / 640×480ドット / 320×240ドット。最大撮影レートは1,280×720ドット時で24/20/15/10/5fps、640×480ドット/320×240ドット時で30/20/15/10/5fps。

無線LANの周波数帯は2.4GHz、セキュリティはWPA2-PSK(AES) / WPA-PSK(TKIP) / WEP(64/128bit)。本体サイズは約W116.4×D108×H122.6mm、重量は約300g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.6~10.8、Android 2.2~2.4 / 3.2 / 4.0~4.1。iOS 4.0~6.1。