PowerDVD 13 Ultra

サイバーリンクは、マルチメディアプレーヤーソフト「PowerDVD 13」を発表した。パッケージ版は4月12日、ダウンロード版は2日からの販売となり同社Webサイトでは、体験版も公開されている。機能の有無によりラインナップは異なるが、最上位版の「PowerDVD 13 Ultra」のパッケージ版の価格が12,980円となる。



ダウンロード版

PowerDVD 13 Ultra 11,800円
PowerDVD 13 Ultra アップグレード版 8,800円
PowerDVD 13 Pro 9,500円
PowerDVD 13 Deluxe 6,980円
PowerDVD 13 Deluxe アップグレード版 4,680円

パッケージ版

PowerDVD 13 Ultra 12,980円
PowerDVD 13 Ultra アップグレード版 10,980円
PowerDVD 13 Pro 9,980円
PowerDVD 13 Pro 特別優待版 7,980円

対応OSは、Windows XP(SP3以降)。システム要求は、再生するコンテンツにより異なり、例えばBlue-ray 3D再生を行うためには、Intel HD Graphic(Intel Core i5)、NVIDIA GeForce GTX 400シリーズ及びGeForce GT 240/320/330/340、AMD Radeon HD 6000及び6000M(UVD 3対応)シリーズなどが必要となる。同社Webサイトにはケースごとに必要な環境も掲載されている。

PowerDVDは、動画、写真、音楽の再生から管理までを担う歴史あるマルチメディアプレーヤー。同社独自技術である「TrueTheater」により補正やアップスケール、3D対応と定評のあるソフトだ。新バージョンでは、4K解像度への対応、TrueTheater技術の向上、起動時間の短縮やレスポンスの高速化、ユーザーインタフェースやファイル再生時の動作など60以上の新機能や改良が加えられている。

PowerDVD 13のメイン画面

従来のフルHDの解像度1980×1080の4倍相当の情報量となる3840×2160の解像度に対応するプレーヤーソフトとなる。すでにTVメーカーなどでは製品も発表し、4K対応のBlue-Rayコンテンツなども登場してきている。発表会の会場では、2560×1440ドットのWQHDクラスの高解像度モニタを使ったデモも行われており、鮮やかな動画を再生する様子が披露されていた。高解像度表示では、メニューなどの文字やアイコンが小さくなってしまうが、PowerDVD 13では、文字サイズなどを170%まで拡大できる機能も搭載されている。

WQHDモニタでのデモ

Windows 8対応も重要な新機能の1つ。リモコンなどを使うためのシネマモードが、タッチパネルにも対応した。ボタン比較的大きいのでタップしやすい。

図4 Windows 8に対応したシネマモード

スマートフォン・タブレット用アプリ「PowerDVD Mobile」も充実しており、タッチ対応Windows 8のスタート画面から簡単に再生、編集、共有とタッチ操作で軽快に扱える。他のWindows PCへストリーミング再生を行ったり、ソーシャルメディアとの連携など多彩な機能を搭載する。

PowerDVD Mobileは、Windows 8用が1,150円、iOS・Android用が1,700円となっている。それぞれの公式ストアから購入可能である。なお、PowerDVD 13 UltraではPowerDVD Mobileと、iOS・Andorid OS用リモコンアプリのPowerDVD Remoteが無料で利用可能である。