ほぼ全員の母親が「ロタウイルス感染症」を認知

ベネッセコーポレーションは28日、乳幼児がかかりやすく重症化しやすいといわれる「ロタウイルス感染症と予防接種」についてのアンケート結果を公表した。

同調査は昨年12月13日から18日にかけて、同社が運営する女性のためのコミュニティサイト、ウィメンズパークの会員で、3歳11カ月までの末子の子どもを持つ母親1,499人を対象にインターネットアンケートで実施した。

「ロタウイルス」認知度は高くなった

「ロタウイルス感染症」について、ほとんどの母親が知っていると回答。61%の母親は「どんな疾患なのか」ということも知っている結果となった。

「ロタウイルス予防接種」については、「どのようなワクチンかまで知っている」と「名前は知っている」を合わせると93.8%と、ほとんどの母親が知っていると回答した。

ワクチンの存在はほぼ全員が認識

予防接種の詳細情報はまだまだ浸透せず

「ロタウイルス予防接種について知っていること」を聞いたところ、接種完了時期(1価は生後24週まで計2回、5価は生後32週までに計3回)が決まっていることは、6割が知らないという結果になった。日本で2011年11月から接種できるようになったことを知っていたのは、わずか25.5%。飲むタイプのワクチンであることは、34.6%しか知らず、詳しい知識までは、浸透していない実態が浮き彫りになった。

詳細な知識は知らないケースが多い

また、「ロタウイルスの予防接種を受けさせたい」と考えている母親は、過半数に達している結果となった。

過半数の母親は接種に前向き

同調査の自由回答など詳細は、「ウィメンズパーク」のコーナー「ここからげんき」で閲覧できる。