米Googleは13日(現地時間)、同社が提供するRSSリーダー「Google Reader」の提供を2013年7月1日で終了すると発表した。理由について、Google Rederの利用者が減少したことと、少数のプロダクトに開発のリソースを集中するためとしている。

Google Readerのサービス終了を告げる公式ブログ

公式ブログ以外にも、Google Readerの利用者にはポップアップでサービス終了の告知がされた。サービス終了に伴い、データは「Google Takeout」などからダウンロードできるようになっている。同社では「代替サービスを見つけるために十分な時間を用意した」としている。

Google Readerのユーザーにもサービス終了を告知

データのダウンロード方法についてもアナウンスしている

一部ユーザーからは、サービス終了に対して反対署名を行う動きも広がっており、世界各国から署名が集まっている。

また、同社では「A second spring of cleaning」(春の大掃除)として、Google Reader以外にも、GoogleドライブにOffice用のファイルを保存する「Google Cloud Connect」や写真ソフト「Snapseed」のPC版など複数のサービスに対しても提供終了を発表している。