第36回日本アカデミー賞の話題賞・俳優部門に選ばれたAKB48の大島優子が、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた授賞式に出席し、同賞のプレゼンターを務める女優・前田敦子から賞状を受け取った。

久しぶりにツーショットが実現した大島優子(左)と前田敦子

大島は、山田孝之が主演を務めた『闇金ウシジマくん』での演技が評価され、同賞を受賞。全身白で統一した大島に対し、前田はその大島を引き立てるように黒のドレス姿で登場した。昨年、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で同賞に選ばれた前田は、プレゼンターとしてステージに上がると「今年もこうして華やかな場所に来られてすごくうれしいです」と語り、「話題賞・俳優部門は『闇金ウシジマくん』、大島優子さん!」と発表した。

席から立ち上がった大島は、笑顔を見せながら登壇。賞状を手渡した前田が、「すごく、すごくうれしですね。こうやって一緒に立てることが夢みたいです。おめでとうございます」と祝福すると、大島も「ここで立てたこともうれしいですけど、AKB48の普段の舞台とは違った場所であっちゃんとステージに一緒に立てたことはうれしく思っています」とにこやかに答えていた。そのほか、作品部門では最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞した『桐島、部活辞めるってよ』が選ばれた。

1980年の第3回から設けられた話題賞は、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』のリスナーの投票により俳優部門・作品部門の2部門で選出される。俳優部門ではこれまで岡村隆史、綾瀬はるか、松山ケンイチ、新垣結衣らが受賞。今回、『ヘルタースケルター』で優秀主演女優賞に選ばれた沢尻エリカも、2006年に『パッチギ!』で受賞している。